忍者ブログ

宇宙みらい研究会

宇宙をトコトン研究します。

ホログラムとくれば、『キャプテンハーロック-劇場版-13'』です!

  
《ネタバレ》
 人類が宇宙へと進出するも、地球への帰還を願うようになり、居住するにも限界があるので、地球への居住権を争う戦争が勃発。

 そんな中で、”ガイア・サンクション”と言う統治機構が誕生し、地球を聖地として閉鎖。
そのガイア・サンクションに反旗を翻して、全宇宙で指名手配となったのが、宇宙艦船:アルカディア号の船長の宇宙海賊:ハーロック。

 周りは皆敵なのに、護衛艦や艦載機は一切持たず、アルカディア号だけで立ち向かう。
ただ、相手がどれだけの大軍で来ようが決して怯まない強靱さと攻撃力を持つ。
そのアルカディア号に、ガイア・サンクションのスパイとして入り込むヤマ。
ヤマは密かにハーロックの暗殺も命じられているが、ハーロックは既に100年も生き続けている不死身。
でもハーロック自身も、ヤマが自らの命を狙っているスパイである事を知りながら敢えて雇っている。

 アルカディア号の乗組員であるケイやヤッタランは、どちらかと言えば敵艦隊に近付いての白兵戦の方を十八番とする。
そんなアルカディア号と対峙するのは、ガイア・サンクションのイソラ。イソラはヤマの実兄で、ヤマをスパイとして送り込んだ張本人。
でも過去の温室大爆発事故の影響で、足は不自由だし、妻のナミも瀕死の重傷を負って、今はホログラムで登場させている。
しかも、事故の要因は「危険!」と書かれているバルブを、ヤマが回した所為。
そう言う事もあって、イソラ自身も未だヤマを許せないでいる部分もある。

 ただ、イソラの部隊も結構馬鹿で、アルカディア号のホログラムに2度も騙されている。
黒煙を噴きだして登場するアルカディア号は神出鬼没で、その黒い煙の所為でアルカディア号自体には大して傷が付かない。

 そしてイソラを捕らえる事で、イソラとアルカディア号艦内にある遺物:ダークマターを操る女性:ミーメから語られるハーロックの大罪と地球の真実。
実は宇宙から見える綺麗な地球の姿もホログラム。
ハーロックがガイア・サンクションに反旗する際にダークマターを地球に発射し、その闇の力は地球を侵食。
今の地球は建物も緑もない赤茶色の荒れた大地。
しかし、ガイア・サンクションはそれがバレた事で地球の破壊を画策。

 ヤマもイソラに同情してアルカディア号の乗組員をハーロック含めて捕らえるのだが、荒れた地球へ赴き、荒れた大地の中、ナミが育てていた花が大量に咲いている事を知り、「どうでも良い地球」の存在が、”再建の希望”となる。

 その花を見て、自ら破壊してしまった地球を守る決意をするハーロックとヤマ。
そしてさり気なくイソラも地球を壊滅させない為にガイア・サンクションが地球破壊の為に発射する特別最終兵器の軌道を逸らす行動に出ている。続く

 
それぞれの感想はお任せします。
ぜひ、観てください!
 
  
PR